<031> 幼児教室へのお中元は気になりますよね

お世話になっている幼児教室の先生に、お中元をどうしようかなと悩みますよね。

私が保護者の立場だったら、東京では「こぐま会」や「伸芽会」「ジャック」など、大阪では「くま」などの大手の幼児教室に通わせている場合は何も贈りません。

小規模な幼児教室や、個人の先生に見てもらっている場合は、あれこれと考えるのも面倒なので、1万円の商品券を贈るかな。

本来は不要なんだけれどね。

人間って不思議なもので、最初の頃は、保護者から、ほんの些細なプレゼントを貰っただけで、嬉しくて感謝の気持ちで一杯になります。

ところが、長い間、先生と崇められて、毎年のようにプレゼントを貰い続けていると、次第に感覚が麻痺してくるのです。

「今年のお中元は、誰が何を持ってくるのかな?」ってね。

貰えるのが当然と思えてくるのです。

生活用品が届くと「あの女は何を考えてるのかしら?私を一体誰だと思ってるの!」と見下します。

金券が届くと「あのご家庭には常識があるわ」と誉め称えます。

金額が高ければ高いほど、その母親と子供には親身になってしまうのです。

全てではないけれど、このような傾向があるということを頭に入れておいてください。

幼児教室だけではなくて、世間で先生と崇められる職業の方に、このようなタイプは少なからずいます。

特にカリスマと呼ばれていたり、カリスマを演じていたり、ヒステリック系の人間に目立ちます。

でもこのような輩(やから)に限って、強いものには弱いので、人間的に格が上の母親が何一つ持ってこなくても大丈夫なのです。

自分よりも弱いと感じている母親に対しては、根に持ちます。

人間は贈り物に弱いのでしょうね。

その証拠に、太古の昔から、このような風習が途切れもせずに、現在まで連綿と続いているのです。

政治の世界でも、ビジネスの世界でも、贈り物には意味があります。

話は戻りますが、小規模のお教室なら、お気持ちの額で宜しいかと思います。

お中元は1ヶ月分、合格の謝礼は3ヶ月分のお月謝が相場など、ふざけた噂もありますが、それは強欲な主宰者が自ら流しているのでしょう。

勿論、最初から要らないと断っているお教室なら不要です。

ちなみに、エスポワールではお中元、お歳暮、合格のお礼を含めて「不要」です。

※過去記事の再掲載です

エスポワール らくらくさん