足を鍛える

お教室では体操のカリキュラムにも取り組んでいますが、その中で腕や足の力が無いお子さんが年々多くなっていることを感じます。普段の生活が便利になり、力を使わなくても良い環境だからでしょう。でもそれに加えて周りの大人が子ども達を、赤ちゃん扱いしていることも原因だと思われます。

秋に行う入室テスト時、私たちが疑問に思うのは、抱っこで登場する方やベビーカーに乗せてくる方がいらっしゃることです。年少クラスとはいえ2歳児の方もいますし、年中クラスも秋ではまだ年少です。しかしながら、幼稚園受験、小学校受験を考えているのなら、将来、公共の乗り物を使って通園通学することを念頭に置かなければなりません。年中の学年でベビーカーを使っている方は、1人で小学校に通う時までに、今後どのような計画で1人歩きが出来るようにするつもりなのでしょうか? エレベーター付きの住宅に住んでいるお子さんと階段を使う生活をしているお子さんでは、脚力が全く違います。また、近くに出かる時にも車を使う習慣がある家庭と、バスや電車を使う家庭でも、お子さんの脚力に違いがでます。

以前、運動の授業の後、「1週間で脚力がつく体操を教えて下さい。」というメールを頂いたことがありますが、そんな都合の良い体操などありません。また幼児に筋力トレーニングをさせるのも、馬鹿げた考えです。受験直前になってこんなことにならないよう、歩くことが当り前の生活をしていきましょう。大人がほんの少し心掛けることで改善される課題です。

(エスポワール理事長:ウォーカー和子)


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