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私は、3園の幼稚園で働いた経験がありますが2つ目の園を退職してから次の園に行くまで5年のブランクがありました。久しぶりに現場に戻って感じたのは、基本的な生活習慣が身についてない子が多いことでした。地域的なこともありますが、たった5年でこんなにも違うものかと信じられない気持ちでした。
幼児教室に移ってからは、さすがに受験を考えていらっしゃるご両親のお子さんだと感じる方が多く少し安心しました。しかしながら、やはり「えっ」と思うようなお子さんも少なくはありません。
基本的生活習慣及び躾面は小さい時から繰り返し指導することが必要ですが、年々、その時期が遅れているように思います。それは大人の勝手な思い込みで遅れているのであり、子どもは今の子も昔の子も変わりありません。
着替えること、食べること、話すこと(挨拶など)も、興味を持つ時期が小さいうちに必ず訪れます。その時を見逃さずに遊びの中で自然に身に付けることが良い子育てです。そして残念ながら、その時期を逃すと今度は興味を示さなくなります。ピッタリとあった時期にすれば楽しいことが、時期がずれることにより「やらされる」という苦痛にかわります。
「勝手な大人の思い込み」と書きましたが、その根本は、「小さいからまだできないだろう」「可愛いからやってあげたい」「時間がないからやってしまえ」などいろいろあります。子どもは何をするにも一生懸命、まだ自由が利かない手を使って試行錯誤を繰り返しながら、物事に向かいます。もちろん苦痛ではなく楽しんで・・。そのお楽しみを奪っているのは、大人です。せっかく自分のやりたいように楽しんでいたのに、横から手が出てきてお楽しみを取り上げてしまうのです。本当に「大きなお世話」です。挙句の果てに、大きくなったら「一人でやりなさい」とガミガミ叱るのですから・・・。
(エスポワール理事長:ウォーカー和子)
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