夏期スクーリングの体験記

3日間、大変有意義な時間をありがとうございました。参加するにあたっては、子供は普段顔のみえない先生に会えるというので、大変楽しみにしていましたが、親の私は、普段他の教室へも通っておらず、このような場は初めてなので、子供がどういう反応をするのか、心配の方が先にたっていました。ただ、ペーパーは親子で進めることができても、行動観察や面接といった部分は親子ではなかなか取り組みにくく、これからどのようにすすめたらよいのだろうかと迷ってもいましたので、私としては、この3日間はまずは経験、ということで、何か今後の指針が得られればと思って正直多くを望んではいませんでした。

ところが、始まってみると、子供は予想以上に楽しげで、毎週来たいと言い出しました。集中力が落ちてきて注意されることもあったようですが、座り方なども、これまで私が言うだけではあまり真剣に聞いていなかったのですが、スクーリングの中では本人の意識に何かが与えられたようでした。

新しいお友達に会えることにもわくわくしていましたが、行ってみると女の子が少なかったのでどうかなあと感じていました。しかし、これも杞憂で、最初の他己紹介でペアを組んだ男の子と仲良くなり、最終日には帰りの電車でも一緒になって、手をつないで歩いていました。そして、何より私がびっくりしたのは、最終日の最後の挨拶の時です。2回目までは、私の方をちらっと見ながら、はにかんでしゃべっていたのが、最後は、名前を呼ばれて返事をし、私の方など見向きもしないで、すたすたと中央まで進み、照れることなく挨拶をしました。私はほんとうに内心ビックリして、この3日間の3時間の間にこの子の中で何があったんだろうと思うほどでした。あとで「あの挨拶かっこよかったよ」というと、「やればできるんだよ」と言っていました。

本人にとっては最終日が一番面白かったとのことで、帰宅するなり、面接の様子を再現しはじめました。質問された内容もすべて覚えていて、いきなり私が先生役で座らされることになりました。これまた思いがけないことでした。子供の中で何があったのかは計り知れませんが、この3日間の経験で、何か自分に自信を持てるようになったのではないかと思います。

受験ということにはずっと迷いを持ったまま、いずれにしても子供のためになればと思って取組んできましたが、それもそう間違ってはいなかったようだと私自身感じることができ、少し心が軽くなりました。親子ともに、このような機会を頂いたことを感謝いたします。本当にありがとうございました。


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