小学校受験はエスポワール

 


今日の学習 202日目

面接の極意(再掲載)

おはようございます。

今朝からずっ〜と「面接」の続きを考えていたのですが、いくら考えても一昨年に書いた「面接の極意シリーズ」を越える記事が書けません。

申し訳ないのですが、前回の記事を再掲載させて頂きます。

学校側が保護者に面接をして知りたいことは何だと思いますか?

幼児教室の先生は、良好な親子関係を見ていますとか、ご夫婦の教育観の一致を見ていますとか言います。

全くの見当外れではないけれど、違います。

私立小学校は、高い志を持って教育をしていると思いますが、生徒を「募集する段階」では、崇高なる理念も、正義も関係ありません。

私立小学校の運営は純粋な「ビジネス」なのです。

そのため、ビジネス的な視点から、保護者を選別しようと考えています。

学校側が知りたいことは、たったの2つしかありません。

一つ目は学費の支払い能力です。

これは、とても重要なことで、卒業するまで高い学費をずーっと払えるかどうかと言うことです。

私立なら中学卒業時までの9年間で、高いところで1千万円近く、大学まで行けば2千万円近くの諸費用がかかります。

私学が提供するものは「高額商品」なのです。

仮に、銀行で2千万円のローンを組むとなると、年収や債務残高などの支払い能力を調査します。

私立小学校も2千万円分の商品(トータルの学費)を扱っていますが、面接で年収や債務残高を尋ねることはしません。

しかし、どれだけ余裕があるのかは、知りたいはずです。

経済的な理由で、途中から公立へ転校されては困るからです。

面接でお仕事の内容を聞くのはそのためです。

願書の備考欄に、それなりの職種や勤務先、肩書きが書いてあれば、聞かれることは少ないです。(事務的に尋ねる面接官もいます)

備考欄が空白だったり、馴染みのない職種や勤務先だったりした場合は、聞かれることが多いのです。

お仕事の内容を聞くのは、お仕事に対する「情熱」などを知りたいのではありません。

知りたいことの「参考」にしたいだけです。

この場合は、相手を満足させる「大人の返答」を心掛けてください。

また、ネガティブなことは全て禁句ですよ。謙遜さえも誤解を与えるリスクがあるので注意が必要です。

実際の面接では、父親からは、その家の『格式』を知ろうとします。

根掘り葉掘り聞き出さなくても、たった一つの質問でも、それに対して、どのような態度や思考で答えるかで、重厚な人(家風)なのか、薄っぺらな人(家風)なのかが判ります。

家の格式さえ判ればよいので、父親には表面的な質問が多いです。

過去問を見ても、どーでも良いような質問が目立ちます。

仮に、お子さんに関して、知らないことを質問されても…

「そのことに関しては、私は把握をしていないので分かりません」

で済まされてしまうのです。

膨大な問答集を作成して暗記をする必要もなく、デンと構えていれば事足ります。

それに対して、母親には厳しい質問が来ます。

それぞれのテーマに対する具体的な意見を求めるものが多いのです。

次の質問に即答できますか?

(東洋英和)

「お母様がお子さんに誇れることは何ですか?」

(田園調布雙葉)

「ご主人様の何処が好きですか?」

(聖心)

「日頃どのようなことに気をつけているのか、3つ挙げてください」

(白百合)

「親から受けたことで、お子様にも伝えたいことは何ですか?」

(雙葉)

「お母様の子供の頃はどのようなお子様でしたか」

特に女子校の母親に対する質問は厳しいですよね。母親の『教養』のレベルを知ろうとしているのです。

昨日の続きですが、面接で学校側が知りたいことの二つ目は、今ここに書いたことです。

保護者面接とは、その家の格式が、求める基準を満たしているかどうかと、母親が校風(在校生のママさんコミュニティ)に合うか否かを調べるものです。

それ故に、狭き門の学校ほど、ある意味で、似たり寄ったりの母親たちが集まります。

全ての条件を満たしたとしても、競争率が高いために、残念な結果になってしまうこともあるのです。

それでは、今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

◆お願い◆

毎日の学習の取り組みをお送りください。既に先へ進んでいる方は、「今日の勉強は何をしたのか」を教えてください。お待ちしています。

(エスポワール:上田トモヤ)


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