小学校受験はエスポワール

 


今日の学習 167日目

エスポワールが授業の参観をさせない理由

おはようございます。

メルマガの読者の方から…

「エスポワールでは保護者の授業参観はできないと聞いていますが、その理由を教えてください」

というメールを頂きました。

授業後の講評では子供たちの様子はお話ししていますが、直接的に授業を見せない大きな理由が2つあります。

エスポワールでは行動観察や躾などを看板に掲げていますが、実際に行っているのは…

『自分で考えて自分で行動する』

これができるように育てているだけです。

自分が置かれている状況を客観的に判断し、次にすべきことは何かを考えて行動に移せる子供を世間では「賢い」と言いますよね。

もしも、授業参観を許可したら、どうなると思いますか?

子供たちは親の視線を気にした行動を取ります。

●親に叱られたくないから

●親に誉められたいから

後ろで見ている親を意識しながら行動観察の授業を受けるのです。

自分で考えて自分で行動するのではなく、親のために行動をします。

また、参観中は他の良くできるお子さんと比較してしまうので、帰路ではガミガミとダメ出しをしてしまう親もいます。

●どうして、あなただけお行儀が悪いの!

●××ちゃんのように、どうしてできないの!

●お母さんに恥をかかせないで!

●今度やったら、絶対に許さないから覚えておきなさい!

●何度言えば、できるようになるの!

●ふざけるのもいい加減にして!

できないものは一朝一夕にはできないのです。

座る姿勢でさえ、優等生に見えるようになるまで数週間から数ヶ月も掛かるお子さんは大勢います。

それを参観してしまうと、恥をかきたくないので、今日叱った上で、次回までに直せと子供に命じたくなるのです。

我々がこの子を数週間で矯正しようと計画しても、親は1日だって我慢できませんからね。

子供も親が見ている限り、自分で考えて自分で行動ができるようにはなりません。

自分で考えて行動できるようになるには、後ろに並ぶ親の視線を気にするのではなく、先生やお友達を注視し、周りの人の考えや行動を学ぶ必要があります。

もちろん、全く見せないわけではなく、年に何回かある各種の発表会では成長した子供たちの勇姿をお見せしていますよ。

普段から授業参観ができるお教室に通っていると、次のようなことが往々にしてあります。

入試本番では保護者と一緒にいる待合室ではお行儀が素晴らしくても、考査が終わって待合室に戻って来るなり…

「お母さん、めっちゃ楽しかったよ〜!」

と駆け込んで来るお子さんがいます。

親の監視下にない入試会場で、試験官の楽しい雰囲気に載せられて暴走した可能性もありますね。

小学校側が入学させたくない典型的なタイプのお子さんは、授業中に大声で叫んだり、勝手に歩き回る子供です。

入試では、その疑いがあるかどうかを楽しい雰囲気にさせて見極めているのです。

その反対に、親の監視下にないと普段のモジモジちゃんに戻ってしまうお子さんもいます。

話は授業参観に戻りますが、授業を見せるのは簡単ですよ。

しかし、親から教室内でのことをあれこれと注意されるよりも…

子供自身が

「そうか!」

とか

「な〜んだ!」

と気付いて、自分で改善しようと思わなければ意味がありません。

親の目を気にしているうちは、賢い子には育たないのです。

それでは、今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

◆お願い◆

毎日の学習の取り組みをお送りください。既に先へ進んでいる方は、「今日の勉強は何をしたのか」を教えてください。お待ちしています。

(エスポワール:上田トモヤ)


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