小学校受験はエスポワール

 


今日の学習 046日目

行動観察の怖さをお教えします(その2)

おはようございます。

昨日の「紙コップ積みゲーム」を読んで、ドキドキした人はいますよね。

うちの子はやんちゃなので、お友達のことを考えず積み上げるタイプだから心配ですか?

うちの子はきっと遠巻きにボーッと眺めているだけだから心配ですか?

うちの子は他の子の様子を伺ってから、ワンテンポ遅れて行動するタイプだから心配ですか?

主な有名小学校の集団テストを紹介します。

<国立小>

○学芸大世田谷…

3名で相談しながら積み木積み

○学芸竹早…

3名で相談しながら大きいサイズ順のカード並べ

○横浜国大横浜…

5名で相談しながらパズル完成

<私立小>

○青山学院…

小グループで相談しながら共同制作

○学習院…

5名で相談しながら玉転がし

○暁星…

5名で相談しながら円柱積み

○国立学園…

5名で相談しながら積み木積み

○幼稚舎…

2〜4名で協力して鬼退治

○光塩…

5名でリーダーを決めてオモチャ遊び

(リーダーを決めるって露骨だなぁ)

○豊明…

5名で相談しながら積み木遊び

○早稲田実業…

5名で相談しながら遊び方法を考える

○横浜雙葉…

5名で相談しながら共同制作

○開智…

10名で共同制作

○さとえ…

6名で相談しながら遊びの方法を考える

書ききれないので、その他の小学校は省略します。

昨日のメルマガに書いた「紙コップ積み」の様子は、私が学校側の気持ちになって空想で書いたものではありません。

実は、エスポワールの授業での一コマでした。

首都圏にある主要55校の全ての行動観察は実際に教室で教えていますので、紙コップ積みゲームでの子供たちの様子も、毎年のように繰り返し、私の目の前で繰り広げられているシーンに過ぎません。

8倍の競争率なら、たったの1名だけが合格して、残りの7名が不合格になるという、もの凄く狭き門なのです。

大挙して押し寄せる受験者の中から、パッ、パッと手際よく「合格者」を選別しなければなりません。

「本当は、この子は良い子かも」

「じっくりと話せば、素晴らしい子かも」

残念ながら、このように見てはくれません。

機械的な流れ作業で◎○×と判定されるのです。

皆で相談するという指示を聞かずに、紙コップに突進して勝手に積んだ子供は×でしょう。

リーダーシップを発揮して皆をまとめた子供は◎でしょう。

遠巻きに眺めているだけの子供は×でしょう。

遠巻きの子供を仲間に引き入れた子供は◎でしょう。

リーダーの意見に追随しながらも作業に参加した子供は○でしょう。

このメルマガをご覧のお母様が実際に試験官を体験したとしても、私がここで書いた評価と全く同じだと思います。

入試は複合的な要因で合格者が決まります。バックグラウンド、ペーパー、指示行動、面接、校風、それらを抜きにしたお話しとして…

8名に1名が合格するような高い競争率の学校では、◎の子供たちの中から合格者が出る可能性が極めて高いです。

4名に1名が合格するような競争率の学校では、○の子供たちも合格する可能性があります。

2名に1名が合格するような競争率の学校では、×の子供たちも合格する可能性はあります。

同じペーパー教室に通っていると、成績が上位の子供が不合格で、その子よりも成績が下の子供が合格することがありますが、それは珍しいことではありません。コネの有無の場合もありますが、行動観察の差が原因の可能性もあるのです。

どんなに頭が良くたって、行動観察で×を付けられたら致命傷なのです。

心当たりのある方はいらっしゃいますか?

ご心配な方は、是非、エスポワールへ来てくださいね!お待ちしてま〜す(笑)

実際に、リーダーシップや思い遣りは、集団の中でなければ学べないものなので、家庭では難しいです。

息子はリーダー格の子供ではないので、心からエスポワールに通わせたいと願っていましたが、自分の子供を入れるなんてイヤらしいので諦めました。先生も嫌がるだろうしね。

その代わり…

●年少の娘の面倒(躾を含む)を任せました

●レストランやお寿司屋さんでは、家族全員の注文を託しました

●夕食の献立や、買い物も(付き添いますが)任せた日もありました

●遊びや旅行の計画も立てさせました

●家の大掃除の指揮を執らせました

●年齢の近い親類の子供たちを我が家に招待して、幼稚園ゴッコの先生役をさせました

●幼稚園のお友達を招待して、ホスト役をさせました

大人の世界でも同じことですが、リーダーは経験しないとなれません。

自分の力で周りを動かした経験がないと、他人に影響力を与えることなんて出来ないのです。

息子はリーダー格ではなく、調整型の子供なので、志望校の「集団テスト」がとても心配でした。

同グループの勢いのある子供に飲まれて埋もれてしまうのではと…。

そこで、娘に対しても…

親に対しても…

周囲の大人に対しても…

親類の子供たちに対しても…

幼稚園のお友達に対しても…

臆せずに言いたいことを言い、自分の指示でバシッと人を動かす経験を積ませました。

実際の入試では「家での練習」通りに、みんなをまとめることができたと言ってくれました。

「家での練習」とは…

●突っ走っている子には「それは違うと思うよ」と注意を促す

●役割分担やルールを決める

●遠巻きにしているお友達がいたら仲間に入れてあげる

これらは、我が家のロールプレイで教えたことです。(実はエスポワールの授業のパクリです)

話は変わりますが、近い将来に、青山こどもの城で…

「エスポワール学院初等科の入学試験」

を実施したいと考えています。

エスポワール学院初等科は模擬入学試験です。

小グループを10名とします。

試験官は私ではなく、保護者の皆様です。

自分のお子さんを除いた、他のお子さんを採点(非公開)するのです。

2グループ(20名)単位で、上位3名だけが合格です。

ショックがありすぎるので、個別成績もランキングも非公開です。

小学校受験ではよくある、約7倍の難関校ですね。

ペーパー(簡単です)を受ける姿勢、指示行動、集団テスト、運動、面接…

目の前で模試を受けている我が子の相対的なポジションを知って、膝からガクッと崩れ落ちてください。

これが目的です。

この日を立て直すスタートの日にするのです。

本物の入試前に実力を「知る」ことに意味がありますよね。

(注)模擬入学試験は、イメージを掴んで頂くために、話の成り行きで書いたものなので、実施するかどうかは未定です。

それでは、今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

◆今日の学習◆

再び「ひとりでとっくん365日」の12冊を使います。既に2巡目です。

今日は、4冊目01〜20までの20枚をコピーして学習してください。

◆実際に教えた感想◆

学習時間=55分+復習2分(ミスしたところだけ)

<04−02>

急に出来なくなりました。

20秒→1分2秒(標準40秒)

△→×

<04−06>

出たぁ!嫌な問題だぁ〜!と叫びました。

1分50秒/3分23秒→28秒/20秒(各1分)

××→××

<04−14>

2分7秒→48秒(1分30秒)

○→×

<04−15>

3分36秒→4分37秒(2分)

○→×

◆お願い◆

毎日の学習の取り組みをこのメールに返信してお送りください。既に先へ進んでいる方は、「今日の勉強は何をしたのか」を教えてください。お待ちしています。
(きっと良いことがあります)

(エスポワール:上田トモヤ)


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