小学校受験はエスポワール

 

 (第208回) 入学オーディション

おはようございます。

10月になりました。

「年長さんの皆さんは、心穏やかにお過ごしください」

言われなくても、既にそのような心境になっていますよね。

やるべきことさえ終わらせてしまえば、あとは「運を天に任せる」しかないでしょう。

決して忘れてはいけないことは、小学校受験が大切なお子さんの人生のゴールではないことです。

一つお尋ねします。

貴方のお子さんの「受験」のゴールは何ですか?

東京大学へ行かせることですか?

それとも、どこかの医学部へ行かせることですか?

ゴールの設定は自由なので、それはそれで、素晴らしいと思います。

ちなみに、今年の東大合格者トップ20校を調べてみると …

(1)開成

(2)灘

(3)筑波駒場

(4)麻布

(5)学芸大

(6)桜蔭

(7)海城

(7)聖光学院

(9)東大寺学園

(10)栄光学園

(11)岡崎

(12)ラ・サール

(13)駒場東邦

(14)渋谷教育幕張

(15)東海

(16)県立浦和

(17)桐朋

(17)広島学院

(19)洛南

(20)宇都宮

(20)浅野

この中で、附属や系列の「小学校」がある私学は17位の桐朋だけです。

5位の学芸大は附属小から附属高へ進学するのは狭き門なので、同列に扱って良いのか悩みますね。

トップ45校まで調べても、42位の智辯学園和歌山の1校が加わるだけです。

仮に東大をゴールにするならば、小学校受験ではなく、ここで紹介したトップ20高校の附属中(私学)に入れるのが、最も近道だと思います。

今の日本では、中学受験の方がメジャーですよね。

受験できる中学校も、小学校に比べれば限りなくあります。

親の財力もバックグラウンドも一切関係なく、本人の努力のみが道を拓きます。

全員が同じ土俵の中で闘う。これが本当の受験でしょう。

それに対して、小学校受験は一つのチャンスに過ぎません。

ご縁があったら通えるところです。

脳の発育が不完全なときに受験をするので、それで得をする人もいたり、損をする人もいます。

子供本人の能力よりも、親の財力や家柄を重視する学校も少なくはありません。

100点でも諸々の条件に合わなければ受け入れず、80点でも条件に合致していれば合格させてしまうようなことも、不正でも何でもなく当たり前の世界なんです。

本人以外を評価する部分もあるのですから無理もありません。

本物の受験は中学受験からです。

小学校は「受験」ではなく「入学オーディション」と呼んだ方が、正しいと思います。

もちろん、学習や行動観察などの周到な準備は必要不可欠です。

準備を疎かにすると、ご縁は遠のくでしょう。

しかし、喜ばしくない結果になったとしても、それは「受験」の結果ではなくて、入学オーディションの結果なのです。

決して、公明正大で厳かな聖なる「受験」に失敗したのではありません。(人生の汚点にすらなりません)

後悔しない準備が出来たのなら、胸を張って、堂々とオーディションに臨み、結果を受け入れてください。

それでは、今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

※(訂正)初稿では6位の桜蔭も附属小がある学校に加えていましたが、私が桜蔭という字を眺めながら桐蔭だと読み間違えていましたので削除しました。

(メルマガ担当:上田トモヤ)


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