小学校受験はエスポワール

 

 (第207回) 面接対策のおさらい(その3)

おはようございます。

今日も面接の続きを書きます。

昨日も書いた通り、面接官は「何も考えていない」ので、自然な受け答えをして、ご自身の素を見てもらえば良いのです。

口述試験だと勘違いをして臨むと、緊張からドツボにはまるので注意してくださいね。

私の経験では、2割くらいが勝手に自滅していると思っています。

一人で舞い上がってしまい、お住まいを聞いているだけなのに …

「スミマセン。頭が中が真っ白で、え〜・・・ん?ご質問は何だったんでしょうか?」

このように、言葉が詰まるどころか、質問すら忘れてしまうのです。

失礼ながら、思わず笑ってしまったのは、お母様が …

「左様でゴザル」

と言ってしまったことです。

極度の緊張から「ございます」を言い間違えたのです。

お父様だと、両ヒザの上でトルコ行進曲をピアノで弾いているかのように、小刻みに指を動かしている人もいます。

口述試験ではないのです。

和気あいあいの中で、お人柄、家柄、教養を観るものなので、そのつもりでお話ししてください。

仮に、引け目を感じる部分があるのなら、ご自身で作った台本通りに堂々と演じきればよいのです。

8月のメルマガで、さり気なく書いたことがありますが、覚えていますか?

「ネガティブなことは全て禁句です。謙遜さえも誤解を与えるリスクがあるので注意が必要です」

と書きましたが、今日は、もう少し詳しく書きます。

結婚式の忌み言葉に「別れる」「切れる」「離れる」があるように、面接でも相手が嫌がる言葉があります。

最も耳を塞ぎたくなる話は、景気が悪い話です。

私学の小学校から中学校へ通わせるだけで、高いところでは1千万円近くの高額な学費が必要になるのです。

また、当たり前ですが、どの学校でも、リストラや事業の失敗などが原因で、公立小へ転校される生徒さんは存在していますので、資力に関しては敏感に反応します。

そのため …

@勤務先の景気の悪い話

@事業の資金繰りに窮している話

@下の子もいるので、経済的に余裕のない話

@共働きをしなければ学費を賄えない話

@実家の援助で学費を賄う話

これらのお話は、決して口にしてはいけません。

さて、次に転勤についてです。

特に金融機関にお勤めの方や公務員の方には、転勤はつきものですよね。

やはり、父親の転勤に伴って学校を辞めてしまうお子様は存在します。(学校としては困ります)

そのため、先生方の過去の経験則でビビッ!と来るご職業の方には、転勤について聞いてくる場合があります。

「転勤が多くて大変でしょうね」

「お引っ越しは多いですか?」

それに対して …

@それほどではございません

@過去に3回ほど引越をしました

これではいけません。

学校側が一番に知りたいことは、転勤になったら、それに伴って転校をするつもりなのか、それとも留まるつもりなのかです。

意思表示を巧みに織り交ぜて返答してください。

次に、共働きの方へです。

保護者が参加する行事が多い学校を受験する場合は、どのようにされるか、聞いてくることがあります。

@二人とも忙しいので平日は厳しいです

@私の母が代理で参加させて頂きます

これではいけません。

最初に、これを言い忘れてはいけませんよね。

「学校行事に母親が参加するのは、当然のことだと考えております」

それに続けて、どうしても都合が付かない場合に限って・・・とお話しすべきです。

最後に、自分の子供についてです。

@頭が悪い

@出来が悪い

@要領が悪い

本当は良い子なんだけれど、相手は天下の名門校の面接官なので、へりくだりたくもなりますよね。

ところが、他の皆さんは …

「貴校に入学させるために、幼い頃から手塩に掛けて淑女教育を施した、こんなにも立派な娘を是非ともご覧あれ!」

このような姿勢で、堂々と門を叩くお母様が多いのです。ホントに。

大勢が子供自慢のポジティブなことを言っている最中に、数名だけが謙遜でネガティブなことを言うと、それは謙遜ではなく、本当のことだと思われてしまうものなのです。

人間の心理って不思議だよね。

それでは、今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

(メルマガ担当:上田トモヤ)


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