小学校受験はエスポワール

 

 (第172回) そういう日もあるさ!

おはようございます。

夏期講習の時期になりましたね。

このメルマガの読者は、既に解っているとは思いますが、ペーパー対策の夏期講習は十分な勉強を終えている人が、刺激を求めて受けに来るものです。

特に、難関女子校の名前が冠に付いている夏期講座には、このメルマガのアンケートに登場してくるような猛者のお子様たちが集うのでしょう。

問題集シリーズを何巡もして、十分過ぎるほどの基礎力が既にあり、ライバルたちの刺激の中で、その能力を更に高めようとしています。

世の中には、当たり前のことですが、上には上がいるのです。

家庭学習や小規模の塾で秀才ぶりを発揮して、親や先生にチヤホヤされていても、夏期講習で更に上を行く「天才」たちに出くわす場合もあります。

「何をやっても負けてしまう」

プライドの高いお子さんほど、ショックは大きいです。

プライドの高い女の子ほど、そのショックは何倍も大きいです。

小学校の高学年や中学生ならば …

「今に見ていろ、この悔しさをバネに頑張るぞ!」

と、その後に努力を重ねることで、見返すこともできますが、5〜6歳児には為す術がありません。

こてんぱんに打ちのめされたままなのです。

エスポワールはペーパー塾ではありませんが、入室したばかりのプライドの高いお子さんが、同じような状況に陥ってしまうことはあります。

周りは、いとも簡単に出来てしまうのに、自分だけは頭をフル回転させても答えが見つからない。

そして、悔しくて泣き崩れるか、誰の言うことも聞かずに、ふてくされます。

教室での基本姿勢は「言葉掛け」をした後は、泣いても、わめいても、年長なら「無視」です。

「あなたが出来ることもあるし、周りのお友達が出来ることもある。それは仕方がないこと」

「あなたが出来れば、皆があなたに拍手をします。お友達が出来たのなら、あなたがお友達に“すごいね”と拍手をすれば良いのです。それだけです」

幼児といえども、現実から目を逸らさせずに、直視させる必要もあるのです。

個人個人の脳はバラバラに成長しているので、その「時点」での得手不得手は、本人がどんなに努力をしても、克服が出来ないこともあります。

脳の発育が追いついて、出来るようになったときこそ「出来るようになったね、凄いぞ」と誉めればよいのです。

自分の限界を認めて、他人を祝福できるように導くのです。

また、一皮むけた後の、その後の成長ぶりには、目を見張るものがあります。

「今は出来なくても、いつかは必ず出来るようになる」

この悟りのような境地が、プライドの高いお子さんには必要でしょう。

エスポワールのような教室内ではなく、ご家庭の場合はどのように対処をすればよいのか …

またまた、我が家のことで恐縮ですが、息子がお味噌汁をこぼして、妻がキーッとなってしまっても、私は息子に笑顔で言います。

「そういう日もあるさ!」

「そうだね、パパ」

(故意ではないので、責めても仕方がないのです)

便器の周りにオシッコを掛けてしまったときも …

「そういう日もあるさ!」と言います。

ズボンのベルトが外せなくて、うっかり漏らしてしまったときも …

「そういう日もあるさ!」と言います。

いつも、このように言っているので、私が車のキーを持ち忘れて、駐車場へ行ってしまったときは …

「そういう日もあるさ!」と息子が慰めてくれます。

私は、子供たちの考えがマイナス思考へ偏向しないように、言葉掛けをしているつもりなので、少々辛い状況に出くわしても、前向きに乗り越えることが出来ると信じています。

皆さんも …

「今はまだ、図形が出来なくてもいいよね〜。その代わり、お話の読み聞かせは、誰にも負けないよね〜」

「先週は良かったけれど、今日みたいな日もあるよね〜」

心にゆとりを持つことが出来れば、何でも楽しく乗り越えることが出来ますよね。

親自身に悲観的な気持ちが残っていれば、どんなに素晴らしい言葉掛けをしても、それは伝わらないでしょう。

それでは、今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

(メルマガ担当:上田トモヤ)


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