小学校受験はエスポワール

 

 (第151回) 生き抜くために、自分の力で乗り越える

おはようございます。

昨日は、アシスタント役の先生が風邪でお休みをしたので、久々にエプロンを着けて教室に入りました。

エスポワールは全部で22クラスあるのですが、全てのクラスに特徴があります。

研究科を除いて、クラス別に基準などは設けてはいません。

精神年齢が飛び抜けて高いクラスだったり、逆におっとりとしたクラスもあります。

おっとりとしたお子さんが、精神年齢が高いクラスへ体験に来ると、ご両親は実力差に愕然として、入室せずに受験そのものを諦めたりします。

逆に精神年齢が高いお子さんが、おっとりとしたクラスへ体験に来ると、うちの子のレベルではないと入室を断ってきます。

さて、昨日のクラスは職員会議で“ピュア”な子供たちが多い年長クラスと聞いていました。

初対面の男の先生が教室の中にいても、物怖じせずに、ちゃんとご挨拶ができました。

私が先生の席に着くと、いきなり男の子が …

「先生って、格好いいね!」と言ってくれました。

他の子供たちも、首を縦に振ってくれたのです。

やっぱり、ピュアだ。

なんと素晴らしい子供たちなんだ。

このクラスの子供たちは、人を見る目が備わっているようなので、来週も来ようかな(笑)

この日は1年間に全48回ある授業の中で、3本の指に入るような、試練のある厳しい内容なのです。

しかも、この日の授業は保護者が参観します。

月齢差も大きく影響する授業です。

しかし、早生まれでも誰でも、一切の特別扱いはしません。

担任は平然と進行させますが、担任も臨時アシスタントの私も、心中では「頼むから、頑張って乗り越えてくれ〜」と祈っているのです。

自分の実力よりも高い壁を乗り越えることができると、それが自信となって、飛躍的に成長できるからです。

早生まれの子供にペーパーを教える場合は、月齢差による脳の発育があるので、スタート時期を遅らせたり、易しくかみ砕いて教える必要があります。

ところが、行動観察の場合は、同条件で指導をしなければ意味がないのです。

特別扱いすると、いつまで経っても伸びないからです。

自分が甘えたら、誰かが何とかしてくれると子供に思わせたら最悪です。

幼児期から、このような癖がついてしまうと、この先の人生が悲惨だからです。

親はいつまでも面倒を見られませんし、親は必ず子供よりも先に逝ってしまうからです。

さて、昨日の子供たちですが、何とか全員が頑張って、試練を乗り越えることができました。嬉しかったです。

何年か前のNHKスペシャル「赤ちゃん・成長の不思議な道のり」をご覧になった方はいますか。

生後7ヶ月でハイハイができない赤ちゃんを、ハイハイができる子供たちのグループに入れると、ほんの数日でハイハイができるようになるのです。

人間は環境に大きく影響される生き物のようです。

エスポワールでも、同じ現象を見ることができます。

人前でモジモジしてしまう子供でも、堂々とできる子供たちと交われば、モジモジしなくなります。

恥ずかしくて自分の意見が言えなくても、言える子供たちと交われば、言えるようになるのです。

機敏に動けなくても、動ける子供たちと交われば、機敏になるのです。

一番いけないのは、自分の子供が(早生まれなどで)不憫だと甘やかし、特別扱いをすることによって成長を止めてしまうことです。

家の中では親が守ってくれますが、小学校へ入ったら、親が立ち入ることもできない、子供たちだけの別世界があります。

子供たちの世界は、昔を思い出して頂ければお分かりの通り、結構残酷なんですね。

特に中学校は、精神年齢は高いですが、良心や理性のレベルが年齢に伴っていないので、極めて厄介です。

最近は、小学生の精神年齢が、昔よりも上がってきたので、既に小学校から厄介なようです。

今の小学生のイジメは、昔のように「取った、ぶたれた」ではなく、中学生レベルの陰湿なイジメなのです。

良心や理性が低いレベルの世界を生き抜いて行くには、自分自身をことさら強くする必要があります。

エスポワールの年長さんも7月〜10月までの4ヶ月間は、ますます厳しくなります。

小学校受験という枠を越えた愛のムチです。生きる知恵です。

このご時世は、親に甘やかされた子供は、良心や理性の低い子供たちのターゲットにされてしまっているようです。

皆さんも、強い子に育ててください。

良心と理性を育むのも忘れずに。

それでは、今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

(メルマガ担当:上田トモヤ)


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