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おはようございます。
今日はお話の記憶の続きです。
お話を聞いたときに、そのストーリーを頭の中でアニメのように映像化しながら聞くことができれば記憶に残ります。
言葉だけで覚えれば、聞いた先から忘れてしまいます。
絵本の読み聞かせの習慣があれば、頭の中の引き出しには数多くの絵本の画像が入っているはずです。
これはとても重要なことなのです。
「二匹のブタが街を歩いていたら、車に乗った太郎君を見かけた」
頭の中には動物園にいる三次元(実写)のブタではなく、過去に絵本で見た二次元(アニメ)のブタが頭の中の街を歩きます。
実写のようなブタを頭の中で想像すると、莫大な情報量になるので、その1画面を思い浮かべるだけで脳が疲弊します。
私は小学1年生の頃から珠算を習っていましたが、今でも暗算をするときは、頭の中でソロバンの珠を弾いて計算します。
弾く部分だけの珠は見えているけれど、それ以外の全体のソロバンは見えません。
これは頭の中に余計な映像があると、脳が疲れて集中できなくなるので、それを防ぐために制御されているからです。
このメルマガを読んで、絵本を読んだ経験の少ないお子さんに「さあ、目をつぶってごらん。ブタが見えるかな」と言っても疲れるだけです。
<初級>
まずは絵本の読み聞かせ。
(数々の質問に答えられるようになれるまで)
<中級>
次に絵のない本の読み聞かせ。
(これも数々の質問に答えるようになるまで)
<上級>
自分で黙読させる。
(これで質問に答えられたら、難しいお話の記憶でも大丈夫です)
初級〜中級のポイントは、親は声優になったつもりで感情を込めたり、間をおいたり、登場人物によって声を変えたりして読み聞かせると、楽しくてイメージが湧きやすい。
イメージができるようになったら徐々に普通の読み方に変えてください。
難関校でも中級まで進めば解けるようになります。
筑波や雙葉、白百合、東洋英和、光塩、成蹊、暁星、桐蔭、横浜雙葉などの「お話の記憶」は、とても難しいので上級レベルまで進めてください。
特に難関女子校では、順序通りに記憶するだけではなく、お話や設問に「ひねり」が入ってくるので難易度はとても高いです。
昨日、匿名さん(原則的に匿名での質問にはお答えしていません)から「得意だったのに、急に登場人物や場面の順番が覚えられなくなった」との相談がありました。
親が過去に「どうして、それぞれ持ち物の数を忘れちゃったの?」とか「しっかり聞いてね」などの言葉掛けをすると、持ち物の数や色などの細かい部分に意識が集中しすぎて、それ以外の記憶がなくなってしまいます。
お話の記憶はとてもデリケートなので「特定の部分に意識が集中」しないように、言葉掛けには細心の注意が必要です。
たとえ、言葉掛けが正しくても、お子さんの能力以上に難易度が高い問題だと、脳の処理能力以上の部分で記憶が欠落します。
もしも、ドツボにはまった場合は、一度難易度の低い問題から再び自信を付けさせてください。
お話の記憶は、焦らずに段階的にステップアップしてくださいね。
メルマガを書いているうちに興味が湧いてきたので、夏休みにでもエスポワールで「お話の記憶」の実験講座でも開いてみようかな。
それでは、今日も素晴らしい一日をお過ごしください。
(メルマガ担当:上田トモヤ)
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