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おはようございます。
外国でこのメルマガを読んでいる方には分からないと思いますが、昨年は「KY」(ケーワイ)という言葉が流行りました。
「ケンタッキー州」の略称ではありません。「(場の)空気を読めない(人)」の略称です。
人は生まれながらに、空気を読むことはできません。
3歳児には無理な注文です。
4歳児になると、ちょっとだけ芽生えてきます。
5歳児になると、読める子と読めない子に分かれつつあります。
6歳児になると、読める子と読めない子に分かれます。
エスポワールの授業中でも、討論の時間だったりと、多少羽目を外しても構わない時間帯やコーナーがあります。
ところが、次の授業(コーナー)に移るときに、ピタッとお喋りを止めて姿勢良くできる子供や、そのまま羽目を外したままの子供もいます。
最初にお喋りを止めたグループは、先生の顔の表情の変化を察知して、次の授業に移ったことを認識したのでしょう。
次にお喋りを止めたグループは、先生がそれとなく姿勢を正したのを見て気付いたのでしょう。
その次にお喋りを止めたグループは、先生が「うんっ!」と軽く咳払いをしたのを見て気付きました。
その次にお喋りを止めたグループは、「ハイッ、始めます」と言われて気付きました。
それでも気付かないグループは、いつまでも羽目を外したままです。
「先生、次は蝶結びですか?」と次の授業内容を当ててしまう子は、先生のお道具箱に紐が入っているのに気付いたのでしょう。
「先生、今日の授業はもう終わりですか?」と当ててしまう子は、先生が子供たちの頭越しにある掛時計をチラッと覗いたのに気付いたからです。
空気が読める子。言い換えると、勘が良い子とは
『微妙な変化を五感で感じることができる』
『何が起きれば次にどうなるのかを(経験則で)予測できる』
以上の2つです。
空気が読める子は、勉強もよくできる子が多いです。
合格率も高いです。賢い子たちなので、小学校受験でご縁がなくても、中学受験では成功するに違いありません。
私はどうすれば子供たちの「頭の中の電球がピカッ!」と点くように勘が良くなるか、そればかりを考えています。
数年前に、あまりにも空気が読めないクラスを担当したときは、授業の冒頭で2分間、身動き一つせずに黙っていたことがあります。
また、次のコーナーに移る度に黙っていました。
子供たちは心の中で
「おいおい、何だこれは?」
「先生は一体、何を考えているんだ?」
「どうして黙っているんだろう?」
「悪いことでもしたかな?」
不安なので、それぞれが一生懸命に理由を考えます。
これには効果がありまして、今まで考えなかった事柄に対しても「あれっ、何だろう」と考える習慣がつきました。
教育的指導はこれだけではないのですが、数ヶ月後にはメリハリのある、勘の良いクラスになった覚えがあります。
長くなったので、また来週に続きます。
それでは、今日も素晴らしい一日をお過ごしください。
(メルマガ担当:上田トモヤ)
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