小学校受験はエスポワール

 

 (第27回) いい加減な小学校受験問題に気をつけよう

おはようございます。

今日は何を書こうかなと思っていたら4件の感想が届いていました。

その中からお一つ。娘にペーパーを教えているご主人が、時折、頭を悩ますことがあるそうです。

前から3番目に色を塗るときは「乗客の動物に塗るのか、それとも車両に塗るのか」説明不足で悩みますよね。

季節分けでの「バッタ」も結構長生きしているので悩んでいたそうです。

結論を書きます。

小学校受験問題集は結構、『いい加減』なんです。

中学校受験問題集や高校受験問題集、大学受験問題集などはド素人が作っているのではないので出題ミスは滅多にありません。

もしも、ミスが発見されても増刷の際には訂正が入ります。

小学校受験問題集は受験をした子供たちの記憶から問題を起こします。

同じ学校の過去問なのに出版社によって問題が違うのはこのためです。

エスポワールでもホームページ上から入試問題のアンケートを採っていますが、3名が同じ学校を受験しても、それぞれの記憶が少々違うのです。

5歳か6歳の記憶で作られているのが受験問題集です。

それだけの情報量では問題集を作るのには足りないので、類似問題や応用問題は、出版社の編集者か、ライターさんが考えます。

この時点で、ただでさえ記憶が頼りの、あやふやな問題が、ますます怪しくなっていきます。

バッタも長生きしますよね。私も1週間前にショウリョウバッタ(成虫は主に7月〜11月)を捕まえました。

小学校の入試担当の先生は、お正月と「仲間外れ」の花の問題を考えます。

お正月には絶対に咲かない、仲間外れの花はいくらでもあるのです。

ところが、編集者やライターさんは類似問題と称して、逆の「仲間集め」で花を考えます。

花の開花時期は長いので、ここで無理が生じる場合があるのです。

他にも、ポインセチアの花を色鉛筆で塗ってくださいという問題を見たことがありますが、あの花びらのような赤い部分は苞(ほう)であり、花ではありません。

イチゴ、スイカ、メロンは一年生草本類から収穫される果実なので、現在の日本(農林水産省)の分類では「野菜」なのです。しかし、世間の大多数の大人が流通上は果物だと認識しているものを、5〜6歳の園児に、学術的には野菜だぞと教えるのも、ちょっぴりオトナゲない話です。

明らかに「これは変だぞ」と感じたら、お子様の頭を混乱させたり、誤りを教えたりせずに、直してあげてください。

それでは、今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

(メルマガ担当:上田トモヤ)


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