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蛙の子は蛙(再掲載)

一昨日、メルマガの読者から1通のメールを頂きました。小学校3年生の男の子を持つお父様からでした。直接、私に会ってお礼がしたいとのことです。メールを拝読すると、メルマガに書いてあることを実践したら、小学校1年生から3年生の今まで、クラスでトップの成績を維持しているとのことです。メルマガに出会わなかったら、決して良い成績はとれなかっただろうと書いてあります。

さて、私は一体何を書いたのか全く思い出せません。ホームページにあるメルマガのバックナンバーを探したのですが、私が古いバックナンバーの再掲載をサボっているので載っていませんでした。メルマガの送信履歴を古いものから順に探したら見つかりました。2002年1月22日発行の「蛙の子は蛙」というテーマで書いたものでした。

私がまだ若かりし頃、イギリスでお勉強しているときにお世話になったホームステイ先でのお話でした。そこには二人の小学生がいたのですが、家族団欒の夕食が終わると、下の子供が教科書とノートを持ってパパの書斎に入っていきます。パパはノートをチェックして習ったばかりのことを次々と質問します。教科書からも質問を出します。そして、自らの体験を踏まえたお話しをしたり、一緒に考えたりします。子供も解らないことがあるとパパに質問します。一通りの復習が終わると、次は上の子供が入れ替わりに入ってきます。

パパに質問されてしまうのでノートはしっかり取りますし、授業も他の子に比べて注意深く聞くことができます。学校の先生と馬が合わずに誉められなくてもパパがちゃんと誉めてくれます。誉められれば誉められるほど学問が好きになります。

『得体の知れない塾の素性も分からない先生に責任を放棄して任せてしまうご家庭の親とは違います。仕事が忙しいからとか面倒だからとお子さまを放ってしまうと先が見えてしまいます。教育は父親の仕事です。父親がいなければ母親の仕事であって、それは義務です。』と、ここまで偉そうに私は書いていました。

さらに続けて『日本でも子供の教育の面倒を見る父親はたくさんいらっしゃいます。このようなことを実行されている父親は社会でも立派なはずです。この父親はそのまた父親から同じ教育を受けています。そのお爺さんは、そのまた父親から同じ教育を受けていることでしょう。自分が受けてきた教育は必然的に子へと受け継がれます。それは先祖代々続くものです。「蛙の子は蛙」これは決して遺伝だけではなく、教育の伝承のたまものです。』と、忘れていましたが私が書いたようです。

過去のメルマガを読み返しながら思い出しましたが、イギリスでの出来事は私にとって強烈でした。この家に生まれた子供は誰でも頭が良くなって当たり前だと思ったものです。実は私もそっくりにマネをして分不相応な立派なデスクと書棚を買い求めました。そして、父親の威厳を保つために、子供が畏怖するような書斎を作ったのですが、我が家の3歳の小僧は何とも感じていないようで、今日も書斎の中を元気に走り回っています。

(メルマガ担当:上田トモヤ)



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