小学校受験はエスポワール

 

幼稚園受験ってなに?

幼稚園受験についてメルマガで触れて欲しいというメールをたまに頂きます。バックナンバーを読み返しても、幼稚園と保育園の違いや、一斉保育と自由保育の違いは話題にしても、幼稚園受験の世界を書いたことはありませんでした。

小学校受験は一定以上の学力がある子供たちの中から、ピカピカと輝いている子供を選り好みで合格させます。これは我々のような幼児の受験に携わる者の共通認識であり、実際に合格させた保護者も同じような感覚でいるに違いありません。中学校受験以上は学力のみですが、小学校受験もある程度の勉強をしなければ合格はできせん。親のバックグラウンドも大きな力を発揮しますが、仮にそれがなくても合格する子供はいます。

幼稚園受験と一口に言っても、幼稚園には3種類あります。一つ目は街中にある普通の私立幼稚園です。二つ目は在園児のほとんどが小学校受験をする受験幼稚園です。三つ目は国私立大学もしくは私立中高の附属幼稚園です。

街中にある幼稚園を目指して幼児教室に通う子供はいませんので、ここでは受験幼稚園と附属幼稚園についてご紹介します。

まず最初に受験幼稚園。皆さんもご存じの通り、小学校受験を目指す人たちが多く集まる幼稚園で、私が住む東京港区には枝○○とか若○○、麻○○○○○幼稚園などがあります。エスポワール恵比寿がある渋谷区には松○幼稚園。エスポワール茗荷谷がある文京区には音○、大○郷幼稚園などが有名です。受験幼稚園といっても全ての園で受験に対する何か特別な指導があるわけではありません。どこも普通の幼稚園です。一斉保育であったり自由保育だったりと、これもまちまちです。唯一の違いは保護者の目的意識の違いだけです。

受験幼稚園からエスポワールに通うお子様は圧倒的に多いので、私も保護者の方にいろいろと質問させて頂くのですが、受験幼稚園の合格の秘訣を聞くと「たまたま近くに住んでいただけ」と言われた方が多かったです。エスポワールの在籍者で調べても、大多数が歩いて通えるか、歩きは無理でも3km圏内の方でした。しかし、多くの受験幼稚園は言わずと知れた高級住宅街にあるので、ご近所さんもそれなりの方なのでしょう。幼稚園のお隣の億ションに引っ越してきたと言う理由でそのまま編入できた方も過去にいました。電車を乗り継いで長時間かけて受験しても容易く合格できる園ではなさそうです。

幼稚園受験は面接だけだったり、自由遊びを観察したり、先生と同じように積み木を積んだり、絵を見せて何をしている絵か言わせたりと、小学校受験と比べると極端に容易です。何故なら、3保受験の2〜3歳や2保受験の3〜4歳では、早生まれと遅生まれの間で大きな差があります。皆さんは実際にお子様を育てたので、この年齢の月齢12ヶ月の身体の違いと脳の発育の違いは肌で感じていると思います。

附属幼稚園の一部では小学校受験を易しくした問題を出すところがあります。大人から見たら馬鹿馬鹿しく簡単な問題ですが、発育途上の幼い子供には難問です。エスポワールでは小学校受験なら入試の1年半前から参加できる通信教育がありますが、幼稚園受験では入園試験の半年前の4月からです。手の込んだ試験がある学習院や暁星幼稚園向けですが、脳の発育を考えて半年前にしました。しかし、直ぐに躓いて中断しても入園試験2ヶ月前に再開したら突然解けたという方も珍しくはないです。

このような試験を行う例外的な附属幼稚園もありますが、大多数は親子面接と自由遊びの観察だけです。簡単に思える親子面接と自由遊びですが、実は奥が深いです。挨拶時のお辞儀がしっかりできるお子様が不合格になることがあっても、挨拶が全くできないお子様が合格することはないです。但し、コネや卒園OBやOGのお子様を除きます。相手の目を見てしっかりした声でご挨拶できるお子様が不合格になることはあっても、できないお子様が合格することはないです。「どうぞ、ありがとう(ございます)、どういたしまして」が自然に言えるお子様が不合格になることがあっても、言えないお子様が合格することはないです。周りのお友だちを誘って自由遊びができるお子様が不合格になることがあっても、誘われても無視するお子様が合格することはありません。

しっかり出来ているのに不合格になることがあっても・・・とは変な書き方ですが、それは附属幼稚園受験はお子様がどんなに頑張っても100点満点中30点くらいしか取れないからです。しかし、30点は確実に取らなくてはなりません。残りの点は父親30点に母親40点です。もしかしたら父親20点に母親50点かも知れません。

将来、附属幼稚園を受験する予定の方は是非、朝の登園の様子をご覧ください。そして子供たちではなくお母様を観察してください。恐ろしく似通った方ばかりが集まっていて驚かれると思います。清楚なお母様ばかりの附属園もあります。幼稚園の前にベンツやBMWがずらっと並び、お化粧もばっちり、ヘアも朝から縦カールでばっちりのお母様ばかりの附属園もあります。

これだけお母様のカラーが鮮明に出ますと、園長先生は最初にお母様を選別し、その次にお子様を選んでいるのではと勘ぐってしまうほどです。お母様のカラーがはっきりしているような附属園を受験する場合は自分に合っているか考えてみる必要があります。かけ離れていると落とされる可能性があります。あまり特徴的だと思えない附属園では何も気にする必要はないです。

最後に、かなり過去の話になりますが、都心から1時間ほど離れた千葉県某所にお住まいのお母様に年子の女の子がいました。長女は名門女子大附属幼稚園を受験しましたが、残念ながら不合格となりました。翌年、家族は都合により港区元麻布に引っ越しました。そして、次女が同じ園を受験したら、なんと合格しました。お母様は「長女の方が礼儀作法もお勉強も上なのに不思議ね」と仰っていました。

(メルマガ担当:トモヤ)



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