小学校受験はエスポワール

 

幼児教室の選び方

1週間程前の新聞折り込み広告に某幼児教室のチラシが入っていました。東京にある男子校の名門、暁○小学校の合格実績は驚くことに定員80名中のうち80名が合格とありました。更に、この幼児教室のホームページ(9/4現在)を見たら、暁○小学校は定員80名中、定員よりも多い5名多い、85名の合格者がいると書いてありました。雅(みやび)な方が通われる某小学校も定員80名中なんと78名が合格し、あの女子の名門、雙○小学校も9割はこの幼児教室出身だそうです。世の中には凄い実績の幼児教室もあるようです。

今ご紹介した幼児教室のことではありませんが、一般に幼児教室の合格実績ほど当てにならないものはないと言われています。中学受験塾なら開成に2名合格と謳っても、在塾生ならA組の○○君とE組の△△君が受かったはずだよと知っています。しかし、幼児教室の幼児はお友達が何処に受かったのかは知りません。幼稚園受験や小学校受験は保護者が幼児教室を辞めてから受験するので横の繋がりもありません。ましてやクラスが違えば余計に繋がりはないのです。

また、幼児教室は辞めた後の子供たちの合格実績を正直に発表するところは少ないようです。今後の営業活動のために、きっと合格者が皆無の難関校でも1名とか2名とか発表するのでしょう。既に合格したお子様の妹弟を集める著名な個人の先生と違い、“不特定多数”の子供たちを集めている幼児教室で、難関校の定員に近い多数の合格者や在籍者全員が第一志望に合格とは、同業の者として信じられません。

幼児教室には直接的な監督官庁はありません。設立に際しては許認可も必要としません。無認可保育所と同じで「明日から幼児教室を始めるぞ」と宣言すれば誰でも簡単に作れるのです。いとも簡単にです。また、誰でも講師になることができます。何故なら、講師に資格などを必要としないからです。故に、この世界には怪しい幼児教室が跋扈(ばっこ)しています。東京の渋谷にある幼児教室のホームページ(9/4現在)を見ていたら、小学校の合格実績に慶應とあり、幼稚園の合格実績に慶應幼稚舎なんて笑えない冗談を書いてあるところもあるのです。皆さんもご存じの通り、慶應に附属幼稚園はありません。幼稚舎という名の附属小学校はあります。

秋は入室シーズンなので、私がお勧めする幼児教室の選び方をご紹介します。エスポワールを含めて、まずは全てを疑ってかかること。これは大変重要なことです。ホントに重要です。幼児教室はインチキだらけなのです。崇高な教育機関だと思ってはいけません。先ほど紹介したように幼児教室は誰でも簡単に設立できるからです。ご夫婦で実際に見学に行くことをお勧めします。一人で行くと、洗練された必殺トークで洗脳される場合があるので、お二人の目でしっかりと見極めることです。証拠のない合格実績はあまり参考にしてはいけません。両目を見開いてよく見て下さい。その人の言葉は不安を煽り、生徒を獲得したがっているのかよく観察して下さい。教育者の皮をかぶった化け物が純真無垢な子供たちを指導している場合もあるのです。

第一に担任の顔をよく見ます。屈折した人生を送っていないか、綺麗な目をしているか、教え上手なのか、子供を愛しているか、子供から愛されているかを調べます。ちなみにエスポワールでは学歴欄と職歴欄がすっきりしている人しか採用していません。意味もなく短期間で職を転々とする人は私自身が嫌いなので採用しません。エネルギッシュな幼児が相手なので顔にオーラやパワーのない人も採用しません。また、運の悪そうな人も採用しません。更に幼稚園教諭か保育士の資格を持っていなければ採用しません。

第二に既に通っている保護者の顔を見ます。騙されそうな方や、品性が劣る方が多い教室は通っても良いことがないのでパスしましょう。昔から類は友を呼ぶと言います。幼児教室によって似たもの同士が多く集まるので、よく観察すれば分かるようになります。

第三に通っている子供の顔を見ます。楽しそうに通っているか、嫌々通っているかを調べます。賢そうな子供が多いか、躾がなっていない子供が多いか、この点も重要です。これも昔から、朱に交われば赤くなると言います。優れた子供でも悪い環境に身を置けば少なからず影響を受けてしまうものです。

最後に如何に優れた幼児教室に通わせても、通わせるだけでは合格はできません。中学受験と違って完全にアウトソースはできないのです。合格者に共通する全ての保護者は十分すぎるほどの家庭学習をしています。幼児教室などへは行かずに、家庭学習だけでも合格してしまうのではと思えるくらいに時間を割いています。言語能力を高めるために意識して子供と高度な会話をしています。時と場所を考えて子供の行動を自制させたりしています。

昨年のエスポワールのある母親は、子供の自制心を養うために、授業が終わって走って帰りたがる我が子を引き留めて、毎回必ず一番最後になるまで待合室で待ち、静かに退室していました。この母親に育てられた子供の精神年齢はエスポワールでも歴代のトップクラスです。このようなことを書くと、来週のエスポワールの授業後は、誰もが譲り合って、なかなか帰ってくれないと困りますので、いつもワッー!と帰る人は、いつも通り、ワッー!とお帰りください。この手のトレーニングは何処でもできるのですから。

(メルマガ担当:トモヤ)



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