小学校受験はエスポワール

 

子供のマナー

もうすぐクリスマスです。受験を終えた人は抜け殻のようになっています。年中さんの親御さんはこれから先に我が身に何が降りかかるかも知れずに余裕があります。最年少の親御さんは母子分離がうまくいくか、お友達と仲良くできるかドキドキです。

エスポワールでも喧騒が去り、集団行動に慣れない新入りの子供たち相手にスローペースの授業が続いています。今月はまだ「ご挨拶月間」なのでしつこいくらいにご挨拶と礼儀作法に明け暮れています。

新年少さんは「こんにちは」です。女の子は両手を前に合わせてお辞儀をします。男の子は両手を横に真っ直ぐ下げたままお辞儀です。「こんにちは」の「こ」で頭を下げ始めて「は」で頭を上げる練習です。新年中さんは「みんなのお母様、お父様さようなら」が加わります。そして、お迎えのお母様やお父様方に一人ずつご挨拶をさせます。新年長さんはお祖父様やお祖母様へのご挨拶も加わります。第4週目はお正月に帰省される方も多いので、玄関先でご挨拶をして、靴を脱いで揃えて、お部屋に上がって座布団に座ったら手をついて「あけましておめでとうございます」の練習です。年末に帰省されたときも新年のご挨拶を言ってしまう可能性もありますが躾の課程なのでお許しください。

エスポワールで躾をしなくても、新年長さんにもなれば、それぞれのご家庭でしっかりと練習をされていると思います。お子様が礼儀正しく振る舞えば、ご主人のお祖父様やお祖母様は「うちの孫はなんて賢いんだろう」と思うに違いありません。しかし、躾をしたお嫁さんが誉められることはありません。逆に礼儀作法が悪いと孫でも息子でもなく、全てがお嫁さんのせいにされてしまいます。お母様は気の毒なほど損な役回りです。

ご挨拶をクリアすると次に食事のマナーが立ちはだかります。新年長さん相手に第2週に授業を行いましたが、結構厳しいものがありました。

・背筋を伸ばして猫背にならない
・全員が揃って「いただきます」のご挨拶
・お箸を正しく持つ
・まずい、美味しくない、嫌いを言わない
・口の中に食べ物を残したままクチャクチャお喋りしない
・食器をガチャガチャ鳴らさない
・食べ物をほおばらない
・テーブルやお膳に肘をつかない
・食事中に髪の毛を触らない
・テレビを見たり、よそ見をしながらご飯を食べない
・ご飯とおかずを順番に食べる
・最後に作ってくれた人に感謝の気持ちを込めて「ごちそうさま」

新年長さんに限らず、小学生でもできないお子様はいます。いやいや、大人でも怪しい人は少なくはないでしょう。授業ではこの後に和食の配膳を学びましたが、ご家庭で作法違いの配膳を行っていると困ります。手前左から主食、汁、奥左から副菜、主菜の基本形です。箸は左向きです。新年長さんが正しく並べたら母親の顔が見たくなります。私が女子校の校長なら母親の力量を見る為に入試に取り入れます。できるお子様を迎え入れて後悔することは決してないからです。

「躾は厳しく、勉強は楽しく、お母様は子供以外に生き甲斐を見つけること」

どさくさに紛れてサラッと書きましたが、幼児を持つ母親にとってとても重要なことです。受験を終えた方には、心にズシーンと来るものがあると思いますが、これから受験を考える人に分かってもらいたいです。

(メルマガ担当:トモヤ)



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