小学校受験はエスポワール

 

卒業

昨年の今頃に入室した子供たちが去り、新しい子供たちが入室しました。1年が経つのは本当に早いです。10月までは日曜日午前の2クラスを受け持っていたのですが、残念ながら新年度は日曜日が定休日となった関係で私が担当するクラスがなくなってしまいました。

卒業した子供たちは合格したのか、また元気にしているのかとても気になっています。エスポワールの決まり事で入室の勧誘と合否の問い合わせは厳禁なので、ご連絡のない方はどうしているのか気を揉んでいます。

ちょうど1年前に通学制ができたのですが、当初の入室選抜試験では緊張からか真面目にじっと椅子に座っていました。ところが授業が始まって蓋を開けてみると、直ぐに本性が現れて、10分以上椅子に座っていられない子がいたり、お喋りが止まらい子だったり、引き籠もったり、走り回ったり、床でゴロゴロしたり、失禁したりと、半数くらいは期待とは違って、それはもう大変でした。当時は用意したクラスが少なかったので相当な競争率だったのですが、一体あの選抜試験は何だったんだろうと今でも職員室では語り草になっています。

かなり名の知れた幼稚園の子供も多かったので、これは決して特別ではないと考えています。多くの幼稚園や保育園のそのままの姿ではないでしょうか。

その子供たちが1年経って卒業しました。みんな見違えるように変身したと思います。お母様から「ご近所から大人しい子ねと、人見知りで評判だった我が子が、しっかりとご挨拶ができる立派な子ねと評価が変わったことが嬉しい」とか「親戚の家に招かれたときに、その家の全ての靴を揃えてしまい苦笑した」「暴れん坊だった息子がお友達を助けて園長先生に大人になったねと言われた」「入試の面接で一番立派に受け答えしたのは娘で、貧弱なボキャブラリーで墓穴を掘ったのが両親でした」というお話を伺うたびに開講して良かったと思っています。一番嬉しかったのは、入試の結果が出ないうちから、そのご親戚の方が今回の入室試験を受けに来てくれたことです。私なら結果が出るまでは親戚に紹介しないだろうと思います。

どのような指導をしたのかは過去のメルマガにも書いたとおり、ごく普通のことです。普通に挨拶して、普通に規律を守り、普通に自分の置かれている立場を知り、普通に道徳を守り、普通に品詞を覚え、普通に発表し、普通に自分で考える練習をしただけです。特別な種も仕掛けもありません。極端なことを言えば幼稚園、保育園やご家庭で出来ることばかりなので、高い月謝を払ってまでエスポワールなんかに通う必要は全くないのです。

あるお母様から「エスポワールはスーパー幼稚園ですね」と言われましたが、正にその通りです。普通の園との違いは、定員が10名以下であることと首都圏の指示行動や行動観察試験をそのままカリキュラムに組み込んだだけです。園のクラス定員は30名ですが、幼児の教育環境は10名が限界だと感じています。それ以上いると10名を超えた人数だけ蚊帳の外に置かれてしまいます。何故なら、先生の視界から外れると先生も気付かず、また外れた子は「私は先生から見られていない、相手にされていない」と感じるからです。

これは性格を屈折させ、その後の人格をも歪ませる大きな要因となっています。また、顔も貧相になります。その問題を放置したまま受験すること自体が無謀です。幼稚園や保育園で先生を独占できるような積極的なお子様で、更にご家庭の躾や言語教育が十分ならエスポワールなんか要らないのです。

新しい生徒さんはまだまだ未熟で、半月前に卒業した子供たちに比べて指導する方は疲れます。しかし、来年の秋には凛々(りり)しい顔になり、勇猛果敢に戦って欲しいと願っています。

読者の皆様へのご参考にエスポワールの指導法は随時開示しますので、今年度もお付き合いのほど宜しくお願いします。

(メルマガ担当:トモヤ)



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