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親の年収で成績格差のニュースを読んで(その1)

最近のニュースで、親の年収で成績格差というものがありましたよね。年収200万円未満と1200万円以上では、小6の算数B問題で23ポイントの差が付いたとあります。また、そのデータを分析した専門家会議は、年収が高いほど、塾など子供の教育費に投資したのが原因らしいと発表をしています。

ちなみに、それぞれのニュースを繋ぎ合わせてみると、算数Aは先ほどと同条件の場合は、19.9ポイント差のようです。同じく算数Aでは、年収が600万円以上700万円未満が平均正答率と同じで、算数Bでは700万円以上800万円未満が平均正答率と同じだったようです。

算数Aと算数Bの違いが気になりますよね。昔はAとかBとかがなかったので、ちょっと調べてみました。大まかに説明しますと、算数Aは皆さんの算数の概念と同じく、オーソドックスな算数問題です。それに対して、算数Bは教科を横断した複合問題です。例えば、社会科の作況指数を算数問題に応用したり、理科の影を面積の問題にしたようなものです。電車の中にある日能研の「四角い頭を丸くする」という額縁広告がありますが、あれの算数っぽい問題が算数Bであることが多いです。

算数Bはクイズのようで難しそうですね。解き方や公式を暗記するだけの問題ではないので、普通に学校に通っているだけでは、簡単には解けないように思えます。何故なら、算数Bは自由自在に問題を作ることができるので、進学塾などで数多くのパターンに慣れたお子さんが有利になるからです。

さて、ニュースでは、年収うんぬんとありますが、世間一般のサラリーマンなら進学塾の費用くらいは誰だって捻出できますよね。それに、殆どのお子さんが高学年にもなれば塾へは通っているのです。読売新聞のグラフを見ると、年収1500万円までは、成績(得点)は確実に右肩が上がりで、それ以上でやっとフラットになります。毎日家庭教師を付けるような、ごく一部の人を除けば、年収が700万円でも1500万円でも、塾にかかる費用はたかがしれています。どれだけ通っても、1ヶ月に5万円も掛かりません。それでも統計を取ると成績の差はハッキリと違ってきているようです。不思議ですよね。誰もが同じように塾へ通っているのに、親の年収によって、何故か成績に差が付くのです。教育費は変わらないのに、成績に差が付く原因を私なりに考えてみました。

・・・明日に続きます。

(エスポッポ倶楽部:上田トモヤ)


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